緊急記者会見:2020年3月15日

日時:2020年3月15日(日曜日) 午前11時~午後11時58分

会場:大泉町役場3階中会議室

出席者:

  • 町:町長、副町長、教育長、健康福祉部長ほか
  • 記者:記者クラブ所属記者等10人

会見要旨

これまでの感染症対策の経過

  • 対策のための会議を昨日(3月14日)までに15回実施
  • 2月14日(金曜日)公立館林厚生病院にマスク配付
  • 3月2日(月曜日)から小中学校は休校を実施
  • 3月2日(月曜日)から学童保育の受入れを開始
  • 医療機関や福祉施設等のマスク需要調査を実施し、不足施設等にマスクを配付
  • 3月中のイベント等の中止・延期、公共施設等の休館を実施
  • 町内福祉施設、児童館には感染症対策を実施するよう依頼
  • 外国人への情報提供、注意喚起
  • 消毒や濃厚接触者の調査については群馬県が実施している

今後の町の対応等

  • 本町の医療機関において、2名の感染者と58名の濃厚接触者が確認された
  • 今後の対策として、今まで以上に対策を講じていかなければならない
  • 外国人に対し、情報を正確に、正しい情報を伝えるため、本日午前10時に防災行政無線を日本語とポルトガル語で流した
  • 南米系の人が集まりやすい、スーパーや教会に注意喚起のちらしを配布。内容は、町の状況と手洗い、うがい、咳マナーをしっかり実施すること、万が一熱が出たときの対応
  • 今後も関係機関と連携し、情報を正確に的確に迅速に提供していく
  • 昨夜、町の現在の状況を町ホームページに掲載した
  • 防災無線を1日3回から4回放送
  • 安全安心メールなどを使用しない高齢者などへの情報提供は町が作成し、老人クラブなどに啓発通知を配布。職員が出向いて感染症に関する正確な情報提供を行う
  • 外国人キーパーソンに現在の状況を伝え、拡散してもらう。また、ハグなどの習慣を控えていただくよう依頼
  • 3月31日の聖火リレーは聖火の通過のみとし、同時に開催するイベントは中止する決断をした
  • 当該医療機関に近い北児童館は、保護者の心配を考慮して休館とし、新たな場所として、北小学校の多目的教室へ移動する
  • 集団保育は不安がある場合の相談や家庭保育を依頼
  • 小学校の卒業式は検温の実施、規模を縮小してクラスごとに席の間隔をあけて実施
  • 医療機関内に発症したということで、クラスター(小規模な患者の集団)感染が懸念される。PCR検査は症状が出ないと検査しないということで、クラスター感染防止のマニュアル等があるか、県の新型コロナウイルス感染症対策本部経由で、厚生労働省に依頼中