7月7日 七夕(たなばた)
「 天の川(あまのがわ)」に隔てられて住む「こと座の星・ベガ」と「わし座の星・アルタイル」が、年に一晩だけ川を渡って会うことを、特別に許された日です。
日本の伝説でベガは「織姫(おりひめ)」、アルタイルはベガの夫で「牽牛(けんぎゅう)」として知られています。
どんな伝説なのか、簡単にご説明しましょう。
昔、機織り(はたおり)のじょうずな「おりひめ」という女性と、牛の面倒をみるのが上手な「けんぎゅう」という男性がいました。
二人は恋に落ち、めでたく結婚しました。
しかし、結婚すると二人は遊んでばかりで働かなくなってしまいました。
それを知った織姫の父「天帝(てんてい)」はとても怒り、二人を「天の川」を隔てて両岸に引き離しました。
悲しみにくれ泣き続ける二人を哀れに思った天帝は「年に一度、7月7日の夜」だけ会うことを許したのです。
七夕には、願いごとを書いた「たんざく」や紙で作った飾りを笹竹につるします。
昔の人が、機織りのじょうずな織姫のように「物事が上達しますように」とお願いごとをしたのが始まりだといわれています。
7月18日 海の日(うみのひ) (国民の祝日)
2003年まで「海の日」は7月20日でしたが、ハッピーマンデー制度以降は7月の第3月曜日になりました。
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日です。