本来であれば、町民の皆さんに直接お会いして町政報告を実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染防止などの観点から、大泉町の現状や取り組み、町の将来像などについての説明をインターネット配信により実施します。
動画については町ホームページからご覧ください。
概要
新型コロナウイルス感染症対策事業
町の対応
健康被害や休業要請により生活に不安を抱えている人や影響を受けている人を速やかに支援するため、生活支援パッケージなどを創設しました。
新型コロナウイルス感染症関連事業
- 第1弾:(令和2年4月)34事業
- 第2弾:(令和2年9月)27事業
総事業:61事業 約6億円
外国籍住民への対応
多言語翻訳したチラシの配布やスーパー、教会、派遣会社への注意喚起を実施しました。また、ブラジル大使や総領事との意見交換や公立中学校、高校の生徒にSNS等を活用した情報発信の協力を依頼しました。
災害対応(令和元年東日本台風)
被災状況など
- 発生:令和元年10月12日
- 被害状況:床上・床下浸水約200世帯
- 避難所:最大14か所
- 避難者:約2,600人
町長自ら防災行政無線による避難を呼びかけました。
町の対応
県内でもいち早く支援策をまとめ、被災したすべての人が支援を受けられるよう、説明会なども実施しました。
今後の対策
今後の防災対策に生かすため、検証報告書を作成したほか、次のような対策を実施し、有事の際、町民の生命と健康を最優先にする町だと皆さんに思っていただけるよう、常に緊張感を持ちながら取り組んでいきます。
- 川の越水対策の実施
- 河川等監視システムの設置
- 避難所の新型コロナウイルス対策の実施
- 避難所のペット対応
過去4年間の新規事業
町民の皆さんのニーズに対応し、住んでよかったと実感していただける町にするため、今後も常に先を見据えながら行政運営に努めていきます。
平成29年度
- 大泉町花火大会
平成30年度
- パートナーシップ制度
- 家庭用防犯カメラ設置補助
令和元年度
- 誤発進防止装置補助
- ドライブレコーダー設置費補助
令和2年度
- SNS等被害者支援事業
- 犯罪被害者等支援条例
町の財政状況について
財政調整基金
平成24年度まで減少傾向にあった町の預金ともいえる財政調整基金は、平成25年5月の町長就任当初で約15億円(年度末時点で約17億円)と財政的に厳しい状況でしたが、補助金なども活用し、これから必要になるものには積極的に投資するだけでなく、役目を果たしたものは廃止するなど歳出削減も徹底してきました。
法人町民税
平成25年度は5億円を下回っていましたが、基幹産業の業績が回復したことに加え、町としても積極的な企業誘致を行い、歳入金額を大幅に増やすことができました。
しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響から厳しい財政状況になることが予想されます。
これまで以上に創意工夫しながら、限られた財源を効率的に配分し、町民の皆さんへの住民サービスが低下しないよう努力していきます。
今後の大泉町について
大泉町は、今まで財政的に豊かな活気のあふれる町として名を馳せてきました。財政的に豊かで、町民の皆さんの心も豊かな町と言われるよう取り組みを進めますので、皆さんも町に対して愛情を持って暮らしてほしいと思います。